いろんなトレード手法を勉強してきました。

いわゆるノウハウには、多くのお金をつぎ込んできました。

その結果、勝てるときもあれば、負けるときもあり、
安定してトレードで勝つことができませんでした。

というより、トータルでは、多額のお金を溶かしてきました。汗

でも、その原因が、ようやくわかってきました。

理論などの知識だけ、いくら溜め込んでも勝てるよにはなりません。

トレード手法を決めたら、
あとはデモトレードなどの練習をどんどんやって、
トレードの感覚を鍛えることが一番の近道です。

 

私がまず最初に決めたことは、何をトレードするかです。

正直、今までは、
FX・株・日経225などの指数・暗号通貨など、
いろんなものに手を出してきました。

当然ですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

 

その中で、私は株を選択しました。

その理由としては、いろいろありますが、主な理由を以下に記します。

①取引先が証券会社である
FX会社だと口座凍結の恐れがあります

②値動きが感覚的につかみやすい
これは人によって向き不向きがあると思われます

③勉強する資料が揃っている
歴史が長い分、価値ある資料が手に入りやすい

 

そして、次にトレードスタイルです。

株式投資というと、
これからどの株が上がるかなど、
銘柄選定から入る株式投資が一般的かと思います。

私が選んだのは、それらの投資法とは違い、
1銘柄だけを売買する『うねり取り』に注目しました。

 

これも向き不向きがありますが、
私はいろんな銘柄を毎日見て投資するスタイルが向いていません。

それより、1銘柄を徹底的に追う『うねり取り』。

このトレード法が一番向いているというか、
腰を落ち着けて継続して打ち込めると思ったからです。

 

そして、もちろん時間軸は日足メインです。

1日ごとの値動きを見て売買するトレード手法であれば、
副業としてサラリーマンでも取り組めます。

それより短い時間軸になると、
株価が気になって仕事が手につかなくる恐れがあります。

というか、間違いなく、そうなるでしょう。汗

 

そして、ようやく本題のデモトレードの話です。

毎日、過去のチャートを見て、デモトレードを繰り返しています。

過去チャートを見ながら、
1日ずつチャートをずらして、
バーチャルで売買をしていきます。

専門用語的には、建玉の操作をしていきます。

 

実は、これが信じられないくらい勉強になります。

当然ですが、上手にトレードできるときもあれば、できないときもあります。

肝心なのは、上手にトレードできなかったときです。

何が行けなかったのか、
どの時点の建玉の操作がいけなかったのか、
なんで、そうしてしまったのか、

などなど、振り返れば反省点がおのずと見えてきます。

 

そして、ここでも超肝心なことがあります。

普通は反省点を見出したら、理論的に解明して勉強したつもりになります。

そうではなく、感覚として脳に刻むことの方が、よっぽど重要なのです。

それには、その日の株価を記入し、
売買記録や建玉の操作を紙に書いて記録していくのです。

頭を使うと同時に、手も動かして体で覚えこませるのです。

なぜなら、過去と全く同じ株価の動きをすることは、
未来永劫、絶対にないからです。

 

例えていうなら、
ピアノを上手に弾きたいのに、
ピアノを弾かずに、音楽理論ばかり勉強するのと同じです。

けど、トレードとなると、なぜか理論ばかり勉強します。

まあ、以前の私もそうでしたから、
その気持ちは痛いほどよくわかります。

この株価の変動感覚を鍛える練習は一生続けるつもりです。

感覚である以上、継続しないと鈍ります。

 

その結果、徐々にデモトレードで、利益を出せるようになってきました。

やっていくとわかるのですが、

以前、こんなところで買わないでしょ、
という値動きのところで買えるようになってきました。

逆に、こんなところで売らないでしょ、
という値動きのところで売れるようになってきました。

それができるようになってきたお陰で、
デモトレードでも利益が出せるようになってきたのです。

この辺は、また詳しく書きますね。

 

◆編集後記

なんでもそうですが、練習でできないことは本番では絶対にできません。

スポーツにしても、音楽にしても、勉強にしても。

でも、不思議とトレードの世界だけは、別物と捉えがちです。

勉強や研究はするが、練習はしない。

練習もせず、本番に挑むから、お金が溶けて無くなるのです。

そんな当たり前のことを、できずに苦しんでる人は多いです。

何度も言いますが、以前の私もそうでした。汗