国語の時間に教わった文章を書くときのセオリー。

他の言い方をすると、
『文章を書くときの決まりごと』、
まずは、それを全て忘れましょう。

私は文章を書くときのセオリーのほとんどを無視してます。笑

 

文章を書くときの決まりごとは、けっこうあります。

段落をどうするだとか、改行の仕方だとか、

細かいことでいうと、
句読点の位置から始まり、文末形式をそろえるとか

言い出したら切りがないくらい出てきます。

しかも、文章のセオリーを気にしてたら、
肝心の文章を書く手が止まります。

 

では、実際に私がどうしているかですが、
このように国語の時間に教わったようなことは、
ほぼ無視しています。

それより、

『とにかく読みやすい文章』

そのことに一番気を使っています。

しかも、読む媒体に合わせた読みやすさ、
それをとにかく意識して文章を書いています。

今は、パソコンやスマホの時代なので、
パソコンやスマホで読むときの読みやすさ、
それを一番重視しています。

 

昔は、パソコンなんてありませんでした。

ましてや、スマホなんて、ここ最近のテクノロジーです。

文章といえば、手紙やハガキしかなかったのです。

時代が変わったなどと、軽々しく言いたいわけではありません。

でも、
読み手が読みやすいように、
読み手が読む媒体に合わせて、
文章を調整する。

そう、『調整する』、という言葉がちょうどいいですね。

 

時代に合わせてそのくらいは、
してもいいし、逆に、した方がいいですよね。

仮に、ガッチガチのセオリーに縛られて、
読み手の媒体で読みづらい文章だとすると、
セオリー通りに書く意味があるでしょうか。

全く意味ないし、本末転倒です。

 

では、どのように文章を読みやすく調整するか、
今回は『行間』に絞ってご説明します。

とにかく、行間は文章ごと、空けることです。

文章をパッと見てのイメージとして、
ビッチリと字が詰まっているブログを読みたいですか?

 見ただけで、『重〜く』、感じますよね。

 

ネットの文章で、パッと見のイメージは、非常に重要です。

パッと見のイメージで、読みたくないと思ったら、
読み手は、直ぐさま他のサイトへ飛んでいきます。

パッと見のイメージで、『うわ〜!』って思わせたら、
その時点で大きなハンディを背負うのです。

普段、皆さんも例外なく、そうしているので、
自分が読む側のときの思考と行動を思い出せば、
よく理解できるはずです。

 

ちなみに、
ニュースサイトとか、著名人のサイトとか、学術的なサイトとか、
そのようなサイトは別ですよ。

その場合は、
読む方も、それなりにちゃんと身構えます。

なので、文章の書き方も、適材適所ということです。

 

その次に、
文章を固まりにするイメージで、
さらに行間を調整します。

同じ意味合いごとの文章を、
数文ごとまとめ、
改行の改行で更にスペースを大きめにとり、
文章群の固まりにしていきます。

読み手が、なんとなく、固まりごとに、
文書を読み取っていけるように、というイメージです。

段落ごとまとめるイメージ、
と言った方がわかりやすいですかね。

どのくらいの文章をまとめるかですが、
文章の数でいうと、
3〜6くらいを目処にすればいいです。

あくまでも目安ですので、
この辺は書き手の感覚でいいと思います。

 

どうでしょうか?

今回は、行間に絞っての文章スキルの説明でした。

ということで、一旦は文書の書き方のセオリーは忘れましょう。

まずは、
細かい文章の決まりごとは置いといて、
大枠で考えることが秘訣です。

そして、なによりも気にするべきは、
読み手の媒体に合わせて読みやすく、
それが、なにをおいても最優先です。

それを念頭に、
細かいことは気にせず、大枠で考えること、
それが文章スキルを上げるコツです。

 

◆編集後記

「まずはセオリーを疑った」

これは、元巨人軍の桑田真澄投手の言葉です。

昔から言われている投手のフォームの当然を、
本当にそれが理にかなっているか、
それが本当に正しいか、

それを自分で全部確かめたという。

 

そして、ある1つのセオリーと言われていることが、全く間違っていたそうです。

やはり、プロ中のプロは違いますね。

普通なら、セオリー通りにするには、どうしたらいいかを考えます。

 

あ!確か、元巨人軍の落合選手もお会いしたとき、言ってましたね。

バッティングも間違ったセオリーがあると。

家に帰って直ぐさま息子に教えたことを思い出しました。汗

 

この、『セオリーを疑う』ことは、誰にでも出来ますね。

今日から私も、セオリーを疑うことを習慣化するようにします。