『起承転結』

よく言われる、文章の基本構成です。

しかしWebライティングの基本構成は、もっと簡単でいいのです。

『結論+説明+結論』

これがWebライティングの基本構成です。

 

自分で、ブログやサイトを見るときを思い浮かべてください。

ネットサーフィンとはよく言ったもので、
サイトからサイトへ、どんどんと読み移っていきませんか。

何かの情報を探したり、
面白そうなブログ記事を探したり、
価値あるサイトを探して旅を続けるように、
どんどんと、サイトからサイトへ移っていきます。

 

だから、文頭に結論を持ってくる必要がるのです。

この記事は、何について書いているか、
それを最初に読んで興味を持ってもらい、
その流れで、どんどんと文章を読んでもらう、
それが文頭に結論を持ってくる理由です。

もし、結論が文章の中盤もしくは最後にあったら、
そこに行き着くまでに、普通は他のサイトへ飛んでしまいす。

しかも、今はスマホでネットをする時代です。

パソコンの画面と違ってスマホの画面は小さいので、
当然、文章の見える範囲が狭いです。

それを考えれば、
なおさら伝えたいことを最初に持ってくるべきなのです。

 

そして、文頭で興味を持ってもらったら、
その結論に対する説明を次に書きます。

文頭で興味を引いている流れからの説明文なので、
自分の伝えたいことを、しっかりと説明しても、
読んでもらえる可能性が高いです。

ここで説明しなければ、いつ説明するんだって勢いで、
そこでは、どんどんと説明していきます。

その説明の仕方もいろいろありますが、
例えを使った説明は、わかりやすいし、
文章にもメリハリがつきます。

その他には、表現を変えたり、
いろんな角度からの説明も効果的です。

 

そして、最後に再び、結論を書きます。

最後の結論は、
最初の結論と基本的には同じですが、
読む側にとってみたら、意味合いが違います。

最初の結論は、
何について書いているのかを知り、興味を持って読み始め、
説明をした後の結論は、納得しながら読む結論となります。

この流れで、読む側にとってみたら、
書き手の意図をくみ取って納得してもらえます。

 

この流れが、Webライティングの基本構成です。

だから

あえて、『起承転結』ではなく、

『結論+説明+結論』なのです。

 

この文章の基本構成は、
Webライティングとして生まれる前に、
実はすでに存在していました。

この文章構成は、よく理系で使われる文章構成なのです。

論文などをイメージしてみてください。

必ず最初に結論なり、証明したい内容が書かれ、
次にその結論にいたった研究内容が説明され、
最後に、だからこうなのです、という流れですよね。

論文とまではいかなくても、
そのような記事は、みなさん必ず目にしているはずです。

それをイメージしながら書くといいと思います。

 

最後になりますが、
全てのWebライティングをこの構成で書く必要はありません。

例えば、
有名人や著名人などは、
読む側が最初から興味を持って読みます。

要するに、文章構成は適材適所で変わるということです。

それが理解できたら、あとは慣れるまで書くことです。

 

で、最後になりますが、
Webライティングの基本構成は、
『結論+説明+結論』です。

当然ですが、この記事もその構成を意識して書いてます。

ちょっと、ひねりを加えてますが、基本は同じです。

何回か読み返してみると面白いと思います。笑

 

◆編集後記

最初の結論は、別の表現をすれば、
『つかみはOK』のようなものです。

結論と書くと難しく感じますが、
つかみはOKだと、楽しい感じになりますね。

で、最後の方で、『ひねり』を加える。

この、ひねりを考えるのが、けっこう楽しいです。笑

 

なんか文章の解説ではなく、『お笑い』の世界ですね。

そう、文章と考えるから堅苦しくなるのです。

『どうやって面白く伝えよう』これに尽きると思います。

そう考えると、『お笑い』って、最強です。笑