株式投資の本は、数え切れないほど読んできました。

しかし、そのほとんどの内容を覚えてません。汗

そして、自分に合った良い本には、
なかなか巡り会えない、というのが本音だと思います。

そんな中、最近、面白いと思った、株式投資の本を読みました。

それが以下の本です。

スマホで波乗り株投資法
(分析不要 1日3分のトレード 7年連続プラスの驚異のメソッド
 )

スマホで波乗り株投資法

題名を見ただけで、
怪しい!バカバカしい!絶対にウソだ!

そんな声が聞こえてきそうです。笑

しかし、実際に読んでみると、
意外や意外で、なかなか面白いと思わせる株式投資法でした。

著者の下山敬三氏は、このトレード手法で間違いなく勝ってます。

そして、本の題名通り、
『7年連続プラス』
というのも本当だと思います。

 

実際、ネットでは、下山敬三氏は、いろいろ叩かれてます。

詐欺だとか、
両建てなんて意味がないとか、
こんなトレード方法で勝てるわけがないとか、

しかし、著者や、
この株式投資法を学び、ちゃんと実践している人は、
株式投資で勝っているのが伝わってきます。

誤解のないように言っておきますが、
私は、塾生でもなんでもありません。

なので、中立の立場で言っていることをご理解してください。

 

この株式投資法は、うねり取りの考え方に関連しています。

うねり取りとは、特定の銘柄だけを狙って、
うねるように上げ下げを繰り返す株価にそって、
上げも下げも利益として取っていくトレード法です。

うねり取りの詳しい説明は、あえて割愛します。

うねり取りと比べると、
利益は少ないが、負けない可能性が高いです。

ただ、感覚を重視する、うねり取りよりも、
ルールがある程度決まっている、この波乗り株投資法の方が、
株式投資の初心者には入りやすいことは間違いないです。

 

そして、意外と思われるかもしれませんが、
この波乗り株投資法は、思っている以上に奥が深いです。

本をパラパラっと読んだだけだと、
この株投資法の奥深さは伝わらないかもしれません。

バカバカしいと思って読めば、バカバカしく理解します。

この株投資法は奥が深いぞと思って読めば、それなりに奥深さを理解できます。

 

この本の真髄を知るには、過去トレードをすることです。

そして、この本の真髄も、過去トレードだと感じました。

この本の中で、以下のような言葉があります。

「5年分の過去トレードを10回繰り返してください」

この1文にどれほどの意味が込められているか分かるでしょうか。

 

株式相場には、いろんな局面があります。

過去5年間をさかのぼれば、
株式投資における、いろんな局面を経験できます。

その5年間を10回、過去トレードをやるように言っているのです。

過去トレードとは、デモトレードとも言います。

過去の株価を使いながら、
疑似体験を積むように、デモトレードを10回繰り返す。

これをやることで、
どのようにポジションを取っていけば勝てるようになるか、
何回も考えながら経験を積むのです。

また、同じ銘柄を10回デモトレードするのですから、
その銘柄特有の動きが、感覚としてつかめます。

 

最初に、私は言いました。

下山敬三氏は実際に株式投資で勝っているし、
この波乗り株投資をちゃんと実践している人は勝っていると。

そう言い切れるのも、
私が実際に過去トレードをやったからわかったのです。

実際にこの本の通りのルールで、この本の通りに、
過去トレードをやったらプラスにすることができたのです。

このように、理解するのと実際にやるのとは、雲泥の差です。

 

『5年分の過去トレードを10回繰り返す』

これを実際にやる人は、1割も満たないと思います。

だから、ほとんどの人が株式投資で勝てるようにならないのです。

どんなに素晴らしい手法でも、
それを理解するために繰り返し読んでも身につきません。

身に付けるためには、実際にやってみて、
反省点や問題点に気づき、それについて考えて、
再度またやってみる。

それを繰り返すことで、徐々に身に付けて、
自分のものにしていくしか方法はないのです。

 

◆編集後記

ここ最近、株式投資について考えさせられてます。

偉そうなこと言ってますが、以前はトレードもノウハウコレクターでした。

株式投資から始まり、FXを通過点として、いろんなものに手を出してきました。

そして、いろんなノウハウを購入しましたが、結果として残せていません。

その理由は、今は身にしてみて理解しています。

とにかく全てのことに、腰を落ち着けて、取り組み続けます。