株のトレードで生計を立てることは可能です。

生計を立てるとは、
年単位で勝ち続け、年単位で収支をプラスにすることを意味します。

そして、株トレードで勝つには、いろんな手法やロジックがあります。

手法は人によって、合う合わないがありますが、
必ず自分に合った手法やロジックが存在します。

しかし、どんな手法を選んだとしても、
勝つレベルに到達するためには、必ず通らないといけない道があります。

それが、検証であり、練習です。

これなくして、常勝トレーダーには絶対になれません。

 

株に限らず、トレードというものには手法やロジックが必要です。

手法やロジックは、
自分で考えることも可能ですが、
お金で買うことも可能です。

多くの先人達が、
時間とお金を使って、必死で編み出した手法やロジックを、
お金を出して買えるなんて、こんなありがたい話はありません。

 

自分で1から考えるよりも、時間とお金を節約できます。

しかし、手法やロジックが手に入っても、
それだけでトレードで勝てるようにはなりません。

トレードの世界はそんなに甘い世界ではありません。

 

手法やロジックを手に入れた後、必ずやらなければいけないことがあります。

それが先程いった、
『検証であり練習』です。

これをやることによって、
株価の値動きが感覚としてつかめてきます。

そして、この検証や練習は、
どんなにお金を払っても買うことはできません。

これだけは、時間をかけて自分で取り組まないといけません。

 

しかし、世の中のほとんどの負け組トレーダーは、
この大事な検証と練習をやりません。

だから、勝てないのです。

これだ!と思った手法やロジックを、
時間をかけて自分でデモトレードしてみる。

当然、最初は上手くいきません。

なぜ、上手くいかなかったかを、
自分で考え、原因を追求して、
再度、デモトレードをして検証と練習を繰り返す。

それを少なくとも数ヶ月から半年繰り返して、
それでやっと自分のものになってきます。

 

それを、まともに検証や練習もせずに、
ちょっとやっただけで、やっぱりこの手法やロジックもダメだった。

そして、次の新しい手法やロジックを探し始める。

これが正に、ノウハウコレクターのパターンです。

これを続ける限り、一生かかっても勝ち組トレーダーにはなれません。

 

成功するには面倒なことが付き物です。

どんな世界でも、
最初は面倒なことをやって、
どんな形でも結果を出す必要があります。

効率を求めるのは、その後です。

やるべき時期に、やるべき事をやらないから結果が出ないのです。

 

ある程度の先人が、ある程度考えた手法やロジックなら、
必ず勝てるようになるはずです。

それで、結果が出る人と、出ない人がいるならば、
それは、株トレードで言うならば、
検証や練習をしたかどうかだけです。

やれば結果が出るとわかっていたら、あとはやるだけです。

この事実を知っても、やる人は1割もいないと思います。

だから、いつの時代も、
世の中に存在する勝ち組トレーダーは、ごく少数なのです。

 

◆編集後記

効率を適用する時期を間違うと大変です。

今回の件でいえば、
手法やロジックを手に入れるのは、
効率を重視し、先人のノウハウをお金で買う。

検証や練習は、自分でやるしかないので、時間をかけてやる。

 

それを真逆にすれば、

手法やロジックを自分で何年も考える。

検証や練習はせず、いきなり本番で負けてお金を失う。

 

同じ、時間とお金を使っても、
得られる結果がまるで違います。

効率を重視するときと、しないとき、
その判断を間違えると、大変なことになりますね。