株のトレードだけで生計を立ててる人を、
『専業トレーダー』と言います。

世の中に山ほどいるトレーダーの中で、専業トレーダーは非常に少ないです。

ほとんどの人が、副業として取り組んでいるか、
もしくわ、何かメインの職業の傍らで、トレードをしています。

それとも、メインは株トレードしながら、
他に副業なども持っているかの、どちらかが多いです。

当然ですが私も副業トレーダーですし、
よほどの天才以外は、専業ではなく副業でやるべきです。

そのほうが成績も心も安定します。

 

なぜ副業トレーダーの方がいいのでしょうか?

その理由は、絶対的に有利だからです。

例えば、ファンドなどのトレーダーは、
長くても月単位での成績が求められますし、
もっと短い単位での成績も求められることもあるでしょう。

これが、そもそも不利になります。

 

株価を動かす相場というものは、いろんな動きをします。

同じ銘柄だけを見ても、
月によって、週によって、日によって、
全然動きた方が異なります。

株価が、大きく動くときもあれば、動かないときもあります。

値動きが、わかりやすいときもあれば、わかりずらいときもあります。

 

そして、人それぞれ、得意不得意が相場にもあります。

例えば、
上層相場が得意な人もいれば、
下降相場が得意な人もいたり、
上下動を繰り返す相場が得意な人もいます。

はたまた、大きく動いた後の戻しの相場が得意な人もいます。

どれが良いとか悪いとかではなく、
人にはそれぞれ得意不得意な相場があり、
全ての相場状況を得意とするトレーダーはいません。

 

なので、月単位で考えた場合、
儲けやすい相場もあれば、儲けずらい相場もあります。

それはそうです、得意不得意な相場があるのですから。

そして、ファンドなどのトレーダーは、
相場状況に関係なく、常に結果を求められます。

「今の相場状況は自分は苦手なので、成績が悪くても仕方ないです」

なんて言えるわけありませんよね。

 

そこへ行くと、副業トレーダーの人は、
自分の苦手な相場のときはトレードしなければいいだけです。

逆を言えば、
副業トレーダーの人は、
自分の得意な相場のときだけトレードすることも可能です。

だから以下のような相場格言があるのです。

『休むも相場』

 

あとは、ファンドのトレーダーとまではないにしろ、
株のトレードだけで生計を立てているとしましょう。

そんな人が、
自分が苦手な相場状況のとき、
休むも相場と思って気楽に休めればいいです。

しかし、トレードだけで生計立ててる人は、
往々にして、無理やりトレードしたくなるものです。

そして、自分が苦手な相場状況だとわかっていながら、
無理やりトレードして負けてしまう。

そんな話は、よく聞きます。

 

そんなバカなって、思っている人がいたら、
相場だったり、トレードを知らない人です。

相場なりトレードをやって、
痛い目を見た人ならわかると思います。

ちなみに、私はわかります。汗

 

だからと言って、副業トレーダーだから勝てるほど相場の世界は甘くないです。

現役バリバリのプロだって負ける世界ですから。

ただ、トレードの方法なり、学びの方法なり、
その辺をきちんと考えて取り組めば、チャンスはあります。

私も負け戦に行くのは嫌ですからね。

 

◆編集後記

昔から相場の世界には興味がありました。

いろんなものに手を出してきました。

ノウハウコレクターと言われてもいいくらいです。

いろんなものをやって、多くのお金を失って、ようやく見えてきたものがあります。

長い道のりでした。

そして、これからも長い道のりでしょう。

その想いのエキスをブログに書き留めていきます。