株で儲けようとすると、いろんな方法があります。

株のトレードのスタイルは、千差万別なのです。

そして、どんな銘柄を選んだとしても、上がるか下がるかしかありません。

株には、何千何万という銘柄が存在しますが、
その全ての銘柄が、上がるか下がるかしかなく、
当然ですが、横や斜めに動く銘柄などありません。

 

上がるか下がるかですから、勝率は50%のはずです。

でも、トレードをするとわかるのですが、ほとんどの人が負けます。

そんなことを考えながら株価の動きを見てみると、いろんな発見があります。

 

しかも、その株価の動きを把握するのに、
どうすれば一番把握できるかも、実はコツがあります。

そんなことすら知らずに、または考えようとせずに、
トレードするなんて、最初から負け戦に行くようなものです。

株価の動きは銘柄によって癖がある

株価の動きは、上がるか下がるかしかありません。

その2つの動きしかないのですが、
それぞれの銘柄によって、全く動きが異なります。

それを銘柄特有の癖といいます。

これを理解せず、トレードしている人がほとんです。

理解とは、癖があることを知る、ということではなく、
その銘柄特有の値動きの癖を自分で体得することを言います。

 

この値動きのときは、またはこのチャートの形のときは、
次がこうなりやすいと、なんとなく先がわかる感じです。

未来の株価の動きが100%わかる人なんていません。

しかし、なんとなく予想しながらできる人と、そうでない人、
そんなちょっとの差が雲泥の差を生むことになるのです。

チャートリーディングとオーロスケール問題

よく言われる方法で、チャートリーディングというものがあります。

ある銘柄の株価のチャートをじっくり見ることで、
その銘柄特有の動きの癖を読み解くイメージです。

しかし、これには弱点があります。

 

今の時代はチャートをパソコン等で見ますが、
その際のオートスケールに問題が発生します。

オートスケールとは、
画面上に描かれている株価の値幅によって、
メモリの大きさを自動で調整してくれる機能です。

なので、チャートを画面で見るときに、
見る範囲によって、全然違ったチャートとなるのです。

 

オートスケール自体は、とても便利なものですが、
チャートを読み解くという観点では、
逆にマイナスに働く部分もあるということです。

では、どうすればいいのか、それが問題ですよね。

銘柄特有の値動きを体得するにはデモトレが一番

出来上がったチャートを眺めても、限界があります。

大きな値動きの流れを読むには、
チャートリーディングも、それにりに効果はあります。

ただ、先ほどのように、チャートリーディングには欠点もあります。

 

では、どうするかですか、
効果的なのは、デモトレーどだと実感しています。

1つ1つチャートを動かしながら次を予想してデモトレーどをすることです。

そうすれば、オートスケール問題も解決しながら、
それぞれの銘柄の値動きの癖をも感じ取れます。

これをすることで、株価の値動きを体で覚えれます。

だから、あえて体得という言葉を使ったのです。

 

デモトレードをすることで、
いかに株のトレードで勝つことが難しいかも身をもって理解できます。

しかし、ほとんどの人が、デモトレードをしません。

それは、手間だし、面倒だからやらないのです。

でも、この手間で面倒な作業を、
いかに継続してできるかが、
株のトレードで勝てるようになるかどうかの瀬戸際です。

 

ほとんどの人がやらずに負けるのであれば、
勝つためにはやるしかありません。

実際にやってみるとわかりますが、本当にいろんな発見があります。

デモトレードやらずして、常勝トレーダーへの道はないのです。

実際のトレードに勝る練習はありません

デモトレードは必須ですが、最高の練習方法は他にあります。

それが、実際のトレードです。

「実際のトレードで練習?」と思った方も多いと思います。

しかし、本当のところ実際のトレードに勝る練習はありません。

もうちょっと言い方を変えれば、
少額からの実際のトレードの練習です。

 

実際に自分のお金をかけてトレードするのですから、本気度も全く違います。

だからと言って、最初から闇雲に実際のトレードをするのはお勧めできません。

やはり、デモトレードをすることで、ある程度経験を積んで、
この場合はこうする、などの戦略ができるようになってからです。

 

それをしないから、実際にお金を失い、痛い目を見て、
やっぱり株のトレードでは簡単には稼げないと退場者が続出するのです。

そうではなく、なんでもそうですが、順を追ってやることが大事です。

とにかく面倒臭がらずに、コツコツとやることです。

当たり前のことを当たり前にやる

どんな世界も下積み時代はあります。

株のトレードでも、それと同じことなのです。

それが、仕事ではわかっているのに、株のトレードとなると楽をしがちです。

 

なんでもそうですが、結果を出そうと思ったら、
長期目線でコツコツと地味なことをやって基礎を固める。

株のトレードも仕事と同じだと思って取り組む姿勢が一番大切なことです。

どんな世界でも結果を出している人は、人以上に地味なことをコツコツとやってます。

 

そこに近道はありません。

そう思って、一緒に地味な作業から取り組みましょう。

基礎的に地味な作業は、絶対に裏切りません。